プライバシーポリシー
国立大学法人東京大学(以下,「本学」という。)は、「MOCHA」アプリ(以下「本アプリ」といいます。)の提供に関し、適用ある法令を遵守するとともに、利用者のプライバシーの保護に最大限に配慮し、以下のポリシーにより、本アプリを提供します。
1. 本学が本アプリを用いて取得する情報及び取得しない情報
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本学が取得する情報
本学は、本アプリを用いて、以下に掲げる情報を取得します。- 利用者の氏名
- 利用者の学籍番号
- 利用者の端末の識別子
- 利用者の ECCS クラウドメールアドレス
- 利用者の端末(スマートフォン及びタブレット端末)の位置情報
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本学が取得しない情報
本学は、本アプリを用いて、(1)記載の情報以外の情報を取得しません。
2. 本学が取得する情報の利用目的及び利用方法
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利用者の氏名
スペース予約チャンネル(研究室型) において、現在滞在している利用者を確認するために利用します。
当該チャンネルをフォローしない限り、氏名の情報は一切利用されません。 -
利用者の学籍番号
スペース予約チャンネル(研究室型)において、本人性の確認のため利用する場合があります。当該チャンネルをフォローしない限り、学籍番号の情報は一切利用されません。 -
利用者の共通 ID
スペース予約チャンネル(研究室型)において、利用者の予約時に管理者が予約者を識別可能な状態に置くためにのみ使用します。
共通 ID(UTokyo Account のユーザー ID、学生証の右下の 10 桁の数字)は、当該チャンネルのフォロー時にのみ、Google People API を用いて利用者の ECCS クラウドメールから取得されます。ECCS クラウドメールから、Google People API によって共通 ID 以外の利用者の情報が取得されることはありません。 -
利用者の端末の識別子
アプリ利用開始時に利用者が入力した ECCS クラウドメールアドレスを基に、アプリ利用者を識別するための識別子を発行し、これを位置情報と紐づけて収集します。 -
利用者の ECCS クラウドメール
接触通知サービス内で、アプリ利用者に連絡を行うために利用します。この場合に限り、アプリ管理者において、アプリ利用者の識別子と ECCS クラウドメールを突合します。
また、利用者は全てのチャンネルから離脱し、アカウントの削除申請を行うことで、サーバー上に保存された ECCS クラウドメールの情報を削除することができます。 -
利用者の端末(スマートフォン及びタブレット端末)の位置情報
キャンパス内に設置されたビーコンと利用者の端末間で Bluetooth 通信を行い、利用者の端末の位置情報を特定します。当該位置情報は、アプリ内で生成された識別子と組み合わせてサーバー上にアップロードされ、アプリ内で提供される接触通知・スペース予約その他の機能に活用されます。
また、収集された位置情報は、アプリ利用者を識別できないよう匿名加工を施したうえで、位置情報の精度向上のため第三者提供を行うことがあります。
利用者が何らかのチャンネルをフォローしない限り、位置情報はアップロードされません。また、利用者はすべてのチャンネルから離脱し、アカウントの削除申請を行うことで、サーバー上に保存された位置情報を削除することができます。
3. アプリ内で取得した情報の公開
- 本アプリでは、取得した情報を各チャンネル内及び MOCHA 公式ウェブサイト(https://mocha.t.u-tokyo.ac.jp)上で公開することがあります。公開されるのは、以下の場合に限ります。ただし、アプリ利用規約に定める非識別加工情報については、この限りではありません。
- キャンパス混雑統計チャンネル
本チャンネルをアプリ利用者がフォローした場合、当該利用者の位置情報を基に混雑統計情報が作成され、本アプリ内及び MOCHA 公式ウェブサイト上で公開されます。 - スペース予約チャンネル(講義室型)
本チャンネルをアプリ利用者がフォローした場合、当該利用者の位置情報を基に本チャンネルが対象とするスペースの混雑統計情報が作成され、本アプリ内で、本チャンネルをフォローした人に対して公開されます。
また、利用者によるスペース(講義室等)予約情報がチャンネル管理者に対して公開されます。 - スペース予約チャンネル(研究室型)
本チャンネルをアプリ利用者がフォローした場合、当該利用者の位置情報を基に本チャンネルが対象とするスペースの混雑統計情報が作成され、本アプリ内で、本チャンネルをフォローした人に対して公開されます。
また、利用者によるスペース(研究室等)予約情報がチャンネル管理者に対して公開されます。
スペースに滞在している際には、本チャンネルをフォローした人に対して利用者の氏名が公開されます。
本チャンネルが対象とするスペースの滞在人数の履歴は、本チャンネルをフォローした人に対して公開されます。
4. 同意の撤回と記録の削除
- 本アプリの利用に関する同意は、本アプリ内から所定の手続きを行うによりいつでも撤回できます。
アプリ利用者が上記の方法により同意を撤回した場合は、アプリ利用者のアプリ導入端末内に記録された全ての情報は削除されるとともに、本学はサーバにアップロードされた当該アプリ利用者に関するデータをすべて消去します。ただし、アプリ利用規約に定める非識別加工情報については、この限りではありません。
5. 個人情報の開示及び利用停止等
- 本学は、アプリ利用者から、個人情報保護法その他の法令の定めに基づき保有個人情報の開示を求められたときは、当該アプリ利用者ご本人からのご請求であることを確認の上で、当該アプリ利用者に対し、規則等の定めるところにより、合理的な期間及び範囲内で速やかに対応します。但し、個人情報保護法その他の法令により、本学が開示の義務を負わない場合は、この限りではありません。
- 本学は、開示を受けた保有個人情報につき、アプリ利用者から訂正・利用停止等の請求があった場合には、法令および本学のプライバシーポリシーの規定に従って適切に対応いたします。
6. アプリ利用者の情報の管理
- 本学は、「本学情報セキュリティ・ポリシー」に基づいて学内規程および組織を整備し,それらにしたがって個人情報およびそれらを処理する情報システムを安全に取り扱っています。
- アプリ利用者のプライバシーの確保に支障が生じないよう、本アプリのシステムの運用において、不正アクセス、ウイルス・マルウェア等に対する適正な情報セキュリティ対策を講じます。本アプリのシステムの運用の一部を委託する場合には、当該委託先に対しても、適正な情報セキュリティ対策を講じさせます。
7. 不要となった情報の廃棄
- 6 ヶ月以上本アプリを利用していないアプリ利用者の個人情報など、不要となった情報については、安全かつ適切な方法で速やかに廃棄できるものとします。
8. Google Analytics の利用に関する情報
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本学は、本アプリのサービス向上のため、Google 社の Google Analytics を利用して本アプリのサービスの計測を行っています。利用者の端末の識別子を使用して以下のデータを取得します。
- どの画面を開いたか
- プッシュ通知の到達とそれを開封したか
- アプリのイベント(アップデート、削除、アプリの開閉、OS アップデート)
- デバイスの情報(OS、デバイスの種類)
- クラッシュログ(アプリがクラッシュするときに収集される情報)
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これらのデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。これらのデータが処理される仕組みについての詳細はGoogle アナリティクス利用規約のページやGoogle ポリシーと規約のページをご覧ください。
9. プライバシーポリシーの変更手続
- 本学は、必要に応じて、本ポリシーを変更します。但し、法令上ユーザーの同意が必要となるような本ポリシーの変更を行う場合、変更後の本ポリシーは、本学所定の方法で変更に同意したユーザーに対してのみ適用されるものとします。なお、本学は、本ポリシーの変更を行った場合には、遅滞なく本アプリ内又は別に定めるウェブサイト上に掲載するものとし、変更後の本利用規約はかかる掲載がなされた時点からその効力を生ずるものとします。
10. 法令等の遵守
- 本アプリにおけるプライバシーポリシーは、個人情報の保護に関係する法令その他の規範を遵守するために、内容を継続的に見直し、その改善に努めます。
- また、本プライバシーポリシーの取り扱いは本学の規定に準拠します。https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/general/privacy_policy.html
11. プライバシーに関するお問い合わせ先
- 本アプリの利用におけるプライバシーに関するご質問等については、本アプリ内又は本学が別に定めるウェブサイト内に掲載し、本学が指定するお問い合わせ窓口までお問い合わせください。
【2020 年 9 月 25 日制定】
【2020 年 12 月 29 日改定】
【2021 年 1 月 20 日改定】
【2021 年 2 月 27 日改定】
【2021 年 3 月 11 日改定】
【2021 年 3 月 22 日改定】